いつも青春は、時をかける

原田知世さん主演の「時をかける少女」は、自分のお気に入りの映画の一つです。
時をかける少女 [DVD]
自分と同世代の人間が集まって懐かしの映画の話になると、必ずと言っていいほど、この作品は挙がります。で、誰もが「『探偵物語』を目当てで映画館に行ったのに、こっちの方が印象に残った」って言うんですよね(笑)。
今頃になって、「時をかける少女」が漫画化されているのを初めて知りました。
時をかける少女 (1) (角川コミックス・エース) 時をかける少女 (2) (角川コミックス・エース)
1巻の帯の推薦文はゆうきまさみさん、2巻の帯の推薦文はとり・みきさんが書かれています。2巻で完結のようですが、もし3巻があったとしたら、推薦文は出渕裕さんあたりが書かれていたのでしょうか?(笑)
というわけで(どういうわけやねん?)、購入することにしました。
帯の裏表紙側を見ると、小説版の「時をかける少女」(ISBN:4041305101)も紹介されています。よくよく考えると、原作は読んだことがなかったので(^^;、文庫コーナーで探して、これも一緒に購入。
家に帰ってから、まずは小説の方を先に読みます。谷俊彦さんのさし絵が、いかにも「ジュブナイル」って雰囲気ですね(なんのこっちゃ)。
「なるほど、映画のあのシーンは、小説ではこういう風になってるんだ。」みたいな、ちょっと変な読み方をしてしまう自分が悲しい…映画を観た中学生の頃に読んでいれば、もっと素直に感動できてたんだろうなぁ…
文庫本には「時をかける少女」の他に、「悪夢の真相」と「果てしなき多元宇宙」という作品も掲載されていますが、これらはひとまず置いといて、漫画の方に行きましょう。
「基本的な大筋は一緒だけど、かなりアレンジされてるなぁ。ちょっとドタバタしすぎかも」と思いながら、最後ではじ〜んとしてたりするんですが(^^;。
いや、実は第1話のおばあちゃんのところは涙しながら読んだんですけどね…
って、こんなことしてたら、久々に映画のDVDを観たくなってきました(笑)。