年輩のお客さんも多かったかも

ローレライ」観てきました。面白かったです。
男臭くて(誉めてます)カッコいい映画でした。
役所さんや妻夫木さん、柳葉さんは当然男前なんですが、國村隼さん(タナカノオヤブンサン)演じる軍医長の時岡大尉が印象的でした。
時岡大尉が鍋坂少尉にライカのカメラを渡すシーンで泣いたのは秘密です(^^;
個人的に気に入ったのは、機械や計器の汚れ加減とか、居住区の狭苦しさとか、所々からポタポタと滴っている水といった、伊−507号内部の描写です。
それらの中でも、水密扉を閉めるときにパイプっていうか…正式な名前が分からなくて恥ずかしいのですが、あれがハンドルを回すのに連動してガチャンと動くところが、なんかいかにも「密閉してます!!」っていう感じで何故か一番ツボでした。
話は変わって、そもそも「ローレライシステム」の設定はどうよ?という問題なんですが、当時のドイツ軍人(しかもサイボーグ)の方も「ドイツの科学は世界一イイイイイ!!」と、おっしゃっているぐらいなんだから、あれぐらいのシステムも開発してても仕方がないんじゃないでしょうか?(笑)。
どんなトンデモな設定でも、「ナチス・ドイツが研究・開発していた」といわれるとなんか妙な説得力があって、「あぁ、それなら、しゃぁないか」と納得してしまうのは自分だけですか?(^^;
もう一度観に行きたいと思います。もう一度ではすまないかもしれませんが…(苦笑)小説「終戦のローレライ」も読んおきたいですね。

はじめに「男臭い」といっておきながら、実はパウラたん萌え〜になったのは内緒です(バカ)